耐震工事
耐震工事の必要性

地震大国の日本では、古くから大地震による家屋倒壊などの被害に度々見舞われてきました。近い将来の発生が懸念されている大地震に対して、少しでも恐怖心を取り除くためには、家屋の耐震補強を行って万全の備えをとっておくことが大切です。
耐震改修促進法

耐震改修促進法とは、阪神大震災の教訓をもとに1995年12月25日から施行され、地震による建物の倒壊被害などから国民を守るために、建築物の耐震改修を促進させることを目的とした法律です。
耐震基準

建築物を設計する際、建物が地震の被害を受けにくい設計にすることを「耐震設計」といい、その耐震設計を実現させるための基準を「耐震基準」と呼んでいます。
耐震診断

耐震診断とは、その建築物が地震に対してどの程度の耐震性を有しているのかを、専門化が調査することをいいます。新耐震基準を満たしていない建築物について、国では積極的に耐震診断や改修を行うよう奨励しています。
耐震性能と指標について

耐震診断によって建物の耐震性能を計算するためには指標というものが必要になります。この指標は「Is値」「Iso値」「q値」で表されるもので、専門家による耐震診断では必ずこの指標に基いて耐震性能を計測しています。
補強方法の種類

耐震補強工事では、施工部位によって様々な工法が用いられます。しかしながら、耐震補強で最も重要なポイントとなるのが壁の補強で、耐力壁を増やし、且つバランス良く設置していくことが建物全体の耐震性を高めることにつながるのです。
様々な耐震補強工法

耐震診断によって、家屋の耐震性が不足していると診断された場合は、補強工事を行って建物の耐震性能を強化する必要があります。ここでは、木造住宅の耐震補強工法として、公的機関によって確かな評価を受けたものをいくつかご紹介していきます。
耐震工事の費用

耐震工事の費用は、業者によって違いますし、建物の構造や状態などによっても大きく変わってきます。そのため、明確な相場というものはありませんが、信頼出来る業者に施工を依頼するためには、複数の業者から見積りを取ることが大切です。